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スタッフブログ(カナダ):スティーブストンで生きたスポットプラウン(ボタンエビ)を買う!

スタッフブログ(カナダ):スティーブストンで生きたスポットプラウン(ボタンエビ)を買う!

海沿いの街・バンクーバーに住んでいて良かったと思うことの1つは、おいしい魚介類が手に入ること!
毎年5~6月は「Spot Prawn(スポットプラウン)」=「ボタンエビ」のシーズンです。
州政府により商業漁での獲れ高が制限されていて、規定量に達すると終了するため、
そのシーズンは、毎年約1か月程度と非常に短く、今年は、5月15日から始まり、まもなく終了です。

スーパーマーケットでも買えますが、
エビが大好きな私は、毎年、新鮮なスポットプラウンを漁師さんから直接買います。
今年も獲れたてを買いに、郊外の町Steveston(スティーブストン)へ行ってきました。

バンク―バー市の中心部から南へ車で約45分。
リッチモンド市の南西に位置するスティーブストンは、フレーザー川の河口・ジョージア海峡に面した港町で、観光地としても人気のスポットです。

漁師さん達が魚介類を売るのは、この漁港「Fisherman’s Wharf(フィッシャーマンズ ワーフ)」。
ここに停泊しているボート上で販売しています。

今日は、この漁師さんから買います。
今朝取れたばかりのスポットプラウンを朝6時から販売中。
なんと毎朝3時に漁に出かけるそうです。

体に白い斑点があることから、スポット(点)プラウン(エビ)と呼ばれます。
まだ生きていて、元気にジャンプしていました!

重さの単位はポンドで、1ポンド= 約450グラム。
今年は、1ポンド$20(カナダドル)= 約1800円。
体長約20センチ・2ポンド(約900グラム)買って、26匹でした。

甘くてプリプリの身はお刺身に、頭は唐揚げとお味噌汁にして余すところなくおいしくいただき、大満足でした!

ちなみに、ここブリティッシュコロンビア州で取れたスポットプラウンは、
日本を主にアジア諸国で人気があり、冷凍して大量輸出されています。
皆さんも、カナダ産とは知らずに口にしたことがあるかもしれませんね。
そして、スティーブストンへ来たら絶対に外せないのが名物「Fish & Chips(フィッシュ アンド チップス)」。
白身魚のフライとフライドポテトのセットです。
スティーブストンにある多くのレストランで提供していますが、中でも有名店は、ここ「Pajo’s(パジョズ)」。

魚は、タラ・サーモン・オヒョウがあり、今日はタラにしました。
外側はカリッと、中はしっとり。
晴れの水辺で食べるフィッシュアンドチップスは最高です。

また、南西の端にある広大な公園「Garry Point Park(ゲリー ポイント パーク)」にはルピナスの花畑が!のどかで癒される光景です。

スティーブストンは、日本人とゆかりの深い町でもあります。
1870年代から20世紀初旬にかけて日系人が初めて移民した土地であり、
鮭漁と缶詰加工業を軸として生計を立てていた当時の日系人の歴史に触れられる場所です。
その歴史を展示した博物館や歴史村もあり、
バンクーバーからの日帰り観光におすすめのスポットです!