スタッフブログ：エクアドルの現状 ～首都キトからお伝えします～
Hola! Cómo están? (オラ！コモエスタン？)
みなさん、こんにちは！お元気ですか？
今日はエクアドルの現状をみなさんにお伝えしたいと思います。
世界中がコロナ禍になり1年以上が経ちました。
エクアドルで初めてのコロナ感染者が出た時は国民全員がパニックになり薬局ではマスクや消毒液、スーパーでは食料品や生活用品の買占めが起き、商品は品薄状態でした。
その後も、どんどん感染者が増加していき国は緊急事態宣言を発令しました。
あわせて外出禁止令も出され最初の頃は朝5時からお昼2時まで外出OKという風に制限されていたので大型スーパーも朝7時から開店していました。
入店は1家族1人と制限されていましたが多くの人がスーパーへ行き駐車場の方まで長蛇の列でスーパーに入るまでに30分以上掛かりました。
この光景を見た時は、相当な事態になっているんだと実感しました。
この先、どんな未来が待っているのだろうと不安にもなりました。
また最初の頃はエクアドルではマスクを付ける習慣が日本の様に無かったので全エクアドル人がマスクを着用している光景は少し不思議な感じでした。
それから1年以上経ち、緊急事態宣言も解除され、ワクチン接種も始まり、少しずつではありますがコロナ前のような生活が戻ってきています。
学校も、1年以上オンライン授業でしたが今年の8月から少しずつ対面授業に切り替わっています。
スーパーやレストラン、映画館など密になりそうなところは今も入場制限をしています。
コロナ禍ピーク時に比べると外出する人も増えてきているなと思います。
運動する人も増えました。私は週末、家の近くにある散歩コースを歩くのが日課になっていますが、朝から昼にかけて多くの人が中には家族ぐるみで歩いています。
このコロナ禍で、健康を意識する人が増えてきているのではないかと思います。
外出禁止令も解除されましたが前見たいに気軽に外出するのは抵抗があります。
なので公園や自然がある場所であまり密にならない所へ行き運動をする人が多いです。
最近、ショッピングモールにも行きましたので、どういう感じだったかを共有します。
まず入る時に検温をし手を消毒します。その後は普通に買い物出来ますが
通路には「↑」「↓」のマークがあり両側の通路は一方通行で歩くようになっています。
これも感染予防対策の１つです。ちなみに矢印と反対方向に歩くと警備員から注意され正しい方向の通路を歩くよう促されます。
各お店にも、最大何人まで入場できます、という紙が貼られています。
このショッピングモール内で一番人が集まる場所はスーパーです。
ここに入る時は検温と手に消毒ジェルを付けます。入口付近にはパネルがありスーパー内にいるお客様の人数が表示されています。
各セクション毎にまた「↑」「↓」のマークがありこの方向に沿って進まなければなりません。
スーパーのカートは結構大きいので自由に行き来できず少し不自由ではありますが、これも感染予防対策の１つとしてみんな従っています。
最初は色々なルールがあり戸惑いもあったと思いますが今では習慣化してきてこれが当たり前な感じになってきました。
これから先、コロナウイルスが消滅することは考え難く、私たちはコロナと共存していかないければならない時代になり、ありとあらゆる場所での検温・消毒・ソーシャルディスタンスな今の日常がこれからの日常になっていくのではないかと思います。
最後に、エクアドル最大の観光地であるガラパゴス諸島では国内最速でワクチン接種が
始まり殆どのガラパゴス人はワクチン接種済み且つ感染予防対策をしっかり施しているので
感染者０の日が続いています。ガラパゴス諸島は安全な観光地だと言えます。
少しずつではありますが観光客も戻り始めています。
現在はアメリカや南米からの観光客・国内からの観光客、半々だそうです。
日本から南米エクアドルまで行けるようになる日まであともう少しだと思います。
ガラパゴスアシカやガラパゴスゾウガメものんびり日本からのお客様のお越しをお待ちしています！
