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スタッフブログ:京都お散歩 国宝「石清水八幡宮」

スタッフブログ:京都お散歩 国宝「石清水八幡宮」

みなさん、こんにちは。
Go Toトラベルにやっと東京都民も追加となり、国内旅行に盛り上がりをみせていた矢先、台風14号がやってくる(泣)・・という週末でしたね。
たまたま実家に帰省していた私は、遠出を断念して近場の「石清水八幡宮」へ散策に行ってきたのですが、
そこで新しい発見がありましたのでご紹介したいと思います!

~国宝「石清水八幡宮」について~
京都府八幡市に在る日本三大八幡宮の一社であり、伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟。御本殿の二棟は、現存する「八幡造」の中では最古かつ最大規模です。

山頂にある境内へは、このような石段を歩いて登るか、駐車場まで車で登るか
又は、最寄り駅(京阪電車 石清水八幡宮駅)からケーブルカーで登る事も出来ます。

山頂到着!こういう場所に来ると、空気が静かと言いますか、心が穏やかになりますね。

手と口をすすいで心身を清める手水舎ですが、いつもあるものが無い!
そう!柄杓が置いて無いのですーーーっ!
コロナ感染防止のためということらしいのですが、こんな所にもコロナの影響が(泣)
また、コロナ前は海外からの参拝者も多かったため「手水作法」の英語表記もありましたが、今は・・・(泣)
今日は『コロナ感染が一日も早く収束すること』を、いつもより強くお祈りしよう!
旅行業界・インバウンドもアウトバウンドも、、、早く復活しますように!

さて、いよいよ本殿のお出ましです。写真をパシャパシャ撮っていたら、皆さん「境内を撮影したいのね」と言わんばかりに笑顔で場所を譲ってくださいました。
こんなに綺麗に全体が撮影できるなんて!奇跡の一枚☆

これぞ国宝「石清水八幡宮」の楼門です!!

賽銭箱の上の柱の部分をクローズアップ!ここで、神社に詳しい方が教えてくださったことを2つご紹介します。

【柱の上部について】
神社でよく見かける龍・虎の彫り物です。
神社では、『神様からみて左(私たち参拝者からみて右)が位が高い』とされています。
通常は、「(参拝者からみて)右に龍・左に虎」という形で彫られていることが多いのですが、石清水八幡宮では逆の位置に彫られています。
なぜ逆なのでしょう??
理由を伺ったところ、寛永十一年(1634年)に徳川家光により社殿が造営されたのですが、
徳川家康が寅年・家光が辰年ということから、家康を表す虎を位の高い方に彫った(表現した)というのが理由なのだそうです。
このように、通常とは逆の位置で龍・虎が彫られている神社は、徳川家が造営に関係している印らしく、
日光東照宮もその一つですが、他の神社でも訪れる機会があれば是非「龍と虎の位置」を確認してみてください。

【柱の下部について】
龍と虎の彫り物の下にある柱に「金の鳥」が二羽いますが、右の鳥は嘴を閉ざしており、左の鳥は嘴を開けています。
これは「阿吽(あ・うん)」を表現している=狛犬の役割を果たしているとのこと。
よって、ここ石清水八幡宮では、通常神社で置かれている狛犬がいません。
関係者の方が仰っていましたが、参拝者から「ここには狛犬がいないのですか?」とよく質問されるそうです。
狛犬がいない神社があったら、二羽の鳥を探して、嘴を確認してみてください。

これは神社の一部にある壁で通称「信長塀」と言われています。説明分は写真でご覧ください。
この神社の各所に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家など名立たる武将が携わっていて歴史を感じます!

最後に・・・神社に関係なさそうなこちらの写真ですが、なんと「エジソン記念碑」がこの石清水八幡宮の敷地内にあるのです。
何故ここにエジソン?!
エジソンはご存じの通りアメリカの発明家ですが、灯火の革命ともいえる炭素白熱電球を発明し、
この石清水八幡宮境内に生えている竹が電球の命ともいえるフィラメントの材料として最も適していることを知り(八幡の竹が)実用化への大きな役目をつとめたという。
その所縁により建てられた記念碑たっだのです!
(写真に写っている猫は、記念碑とは関係ありません(笑))

・・・以上、なんだか長いブログになりましたが、お付き合いいただきありがとうございました(笑)
今回は、近くの神社をお散歩していたら、最後にエジソンが登場!なんて、予想外の締めくくりとなりましたが、
海外でも同様のことありますよね?思いがけない場所で日本との所縁を発見したり。
今は思うように海外旅行ができないので、しばらく国内のお散歩で「まさかこんな所に海外?!」というモノを探してみようと思います。