スタッフブログ(カナダ):トーテムポールの町「ダンカン」
バンクーバー島の南部、カウチンバレー地域の東に位置するダンカンにやってきました。
トーテムの町としてもしられているとおり、町のあちらこちらにトーテムポールが展示されています。
いろいろなデザインの高さ形がちがうトーテムポールがあります。
ダンカンのトーテムポールコレクションは今では44体、世界最大の屋外展示のひとつに発展しつつあるそうです。
歩道にペイントされた黄色い足跡。
この足跡をたどれば歩いて巡るセルフトーテムツアーが楽しめます。
下記、ダンカン市のホームページにトーテムポールが展示場所の地図や詳細もみることができます。
トーテムポールには主に動物や植物などの象徴や精霊などがデザインされています。
それぞれのトーテムポールには先住民の生活や文化などのストーリーや、アーティストが込めた思いがあります。
それらの作品の解説やアーティストについての紹介もあるのでとてもわかりやすく見ごたえがあります。
作者によって独特な色遣いやデザインがあります。
ストーリーを読みながらじっくりトーテムポール鑑賞。
HARVEST TIME By Ketiwtel (Tom La Fortune)
たとえはこのHarvest Time(収穫の時期)といというタイトルのトーテムポール。
ダンカン出身の先住民Tom La Fortuneさんの作品です。
上は北風の精霊、下はキラーホエール(シャチ)。
解説によると、北風が吹き始めるころになるとキラーホエールがカウチン湾に餌になるサーモンをもとめてやってきます。
すると人々は産卵のために川に戻ってくるサーモンを捕まえます。
その風がどんどん冷たくなっていくとそれとともにサーモンはいなくなり、キラーホエールも別の移住地に去っていきます。
トムさんは北風とキラーホエールが収穫の時期を知らせるという意味のインスピレーションを感じこの作品を制作したそうです。
他にもまだまだ沢山!
全部は見られなかったので、続きはまた次に来た時のお楽しみにしたいとおもいます🎵
トーテムポールを見ながらのんびりお散歩