スタッフブログ:公園巡り
ここ最近、週末になると公園巡りをしています。
東京は大きな公園が沢山あるので、意外と緑に触れる機会は多く持てます。
私の住む地域は坂が多いので、最近電動自転車を購入して行動範囲が広がりました。
朝、グーグルマップで少し遠いかなという範囲まで公園を検索。ここにしよう!と決めたら早速出発です。
自転車で走り出すと、いつも通らない道を通ります。
家の近くなのに、知らない道を進むのはワクワクした気持ちになります。
道に咲くお花がきれいだなーとか、この路地は小さい頃どこかで見た景色に似てるなーとか、この道がここに繋がるんだ!などなど。
こんな時、旅をしている感覚に似ているなぁと思います。
旅で印象に残っていることというのは、不思議と、ささやかなことだったります。
見たかった世界遺産が見れて感動した!こともかけがえのない体験ですが、その場所へ向かう名もなき車窓風景に心を癒されることも多々あります。
アメリカ西部国立公園を巡っている最中の広大な大地に伸びるどこまでもまっすぐな道、北京市街から空港に向かうどんよりとした曇り空…。
↑車中から遠くまで見渡せるアメリカ西部の大地
カナダのケロウナでローカルバスに乗っているときに気さくに話しかけてくれたおばあさん、香港で道に迷ったときに親切に案内してくれたおじさん、
北海道旅行でほんの数分立ち話をしたガイドさん、その時の周りの景色もあわせて鮮明に覚えているのです。
どこに行ってもこういった風景や人との一期一会が体験できることが、旅の魅力の一つだと思っています。
↑ローカルバスで巡ったケロウナ
そう思うと、近所の公園を巡るのも立派な旅気分です。
2歳の息子も広場を駆け回り、少し年上のお兄さんと出会って一緒に虫探し、アリを発見してブランコに乗せようとしたり。もしかしたら大冒険かもしれません。
身近なところにも発見や出会いが沢山あるものですね。
その場所・その時間の、音・色・匂い…海外に出かけるとさらに五感はフル稼働です。
みなさんが安心安全に海外への旅に出かけられる日が一日も早く戻ってきますように。