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スタッフブログ(カナダ):バーナビーマウンテン

バーナビーマウンテン

先日バーナビーマウンテンに行ってきました。
バンクーバーから東へ車で30分ほどのところにある標高370メートルのバーナビーマウンテン中腹にあるバーナビーマウンテンパークがあります。

この公園内にはバーナビー市と北海道釧路市の姉妹都市提携50周年の際に命名された“クシロパーク(Kushiro Park)”もあり、
そこには釧路市から送られたトーテムポール群があります。

一般的にカナダでみられるトーテムポールとはかなり違いますねー。
釧路市で見られるタンチョウ鶴とカナダ鶴は姉妹種とのことで、このトーテムポールには鶴の彫刻も入れられたそうです。
このあたりは”Kamui Mintara(カムイミンタラ)”と呼ばれています。
カムイミンタラ(Playground of the  Gods)=アイヌ語の直訳では「神々の遊ぶ庭」なのですが、
「ヒグマの遊び場(ヒグマがよくでるところ)」というのが本来の意味らしいです。

ここからの西の方向に見えるダウンタウンの眺望は、北にはノースバンクーバーを見下ろすこともできます!
地元の人たちがその景色やとてもバラ園をゆったりと楽しんでいました。

そして、このバーナビーマウンテンの頂上にあるのが州立の総合大学、サイモンフレーザー大学(Simon Fraser University)です。
夏はこのように緑に囲まれて気持ちがいいキャンパスですが、標高が高いため冬は雪が積りキャンパスにたどり着けないということも起こり、
雪が降った日の朝のニュースで「今日は全クラスキャンセルです」なんてことも聞いたりします。

そんなサイモンフレーザー大学キャンパスにあるピクニックテーブルでランチを食べていたときのハプニング動画をどうぞ!

コロナの影響でカフェテリア内での飲食が不可になっているため、外でランチを食べていたら私の後ろにあった木からするするとラクーン(アライグマ)が降りてきて、
テーブルの上に置いていたお持ち帰り用ランチボックスを狙ってきました。
私はなんとかボックスを守ろうとしましたが、小型動物とはいえ狂犬病を持っている可能性もあるので奪いとるのも危険なのでおとなしくボックスを差し出しました。
(最初は私とにらみあいっこしましたが、目ヂカラに負けた!)

自分のものにしたあとは、苦戦しながらも器用に箱をあけ、中のクロワッサンだけを奪いとっていきました。
箱の中にはまだクロワッサンが入っていましたが、一つで満足していたようですので残りはゴミ箱へ…

ちょっとこんな風に接近してきたアライグマは初めてだったので慌ててしまいました。
でもこの日の朝、自宅の猫が散歩から帰ってくるときにアライグマに尾行されて、家に侵入しそうになって驚いたばかりでした。

最近は住宅街にアライグマやスカンクはもちろん、クマやコヨーテも出没したというニュースを聞きます。
お互いの生活を脅かさずに共存できれば一番なのですが、それもなかなか難しいですね。。